月潟アートプロジェクトへ
朝ヨガ、バレエレッスンの後
汗臭いままに南区へ移動。
水と土の芸術祭。
月潟アートプロジェクトへ。
アートユニットO B Iの展示を見てきました。
築100年の料亭の中に
優しく丁寧に置かれた写真や古い道具たちが
嬉しそうに当時の思い出を語りかけてくれているようでした。
月潟ってすごく素敵なところ。
さほど遠くもない昔。
すごく個性的な人たちが
生き生きユニークに暮らしていたんだなぁ。
なぜだかすごく幸せで優しいキモチになれる展示でした。
アーティストの説明を聞きながら見れたせいでしょうか?
月潟がすごくすごく好きになってしまった。
角兵衛獅子の歴史も知って
生で見られてよかった。
人々の生活の中でリアルに息づく踊り。
地域の人たちの中で語り継がれ踊り継がれて行くものの中に宿る魂は力強い。
角兵衛さんはきっと喜んでいるだろうなぁ。
モノに宿る魂と、踊りに宿る魂。
人間が死んでいっても消えないものって案外たくさんあるんだなぁ。
滅多なものは残さないようにしたい。笑
例えば自分が死んだ時に身の周りに残るものはどんなものだろうか。
それを残った人が見て、何を感じるだろうか。
うーむ。
そんなことまで想いを馳せてしまう温もりのある展示でした。
私は熱狂的な水土推しではないけれど、
こういう大切だけど消えてしまいそうなものが、
市民芸術祭という手段を通してアーティストが発見して作品として展示にして、大切なことがじんわり伝わって行くのって
アートでしかできない静かな優しい革命で、
このプロジェクトができているのは芸術祭のおかげだと思うと、「芸術祭ありがとうー」って思う。
文化を守って優しく美しく伝えるって、
あぁ、なんてなんて愛おしい素敵なことなんだ。
と、夜になって熱い想いが込み上げる夜!
うちの裏には蛍が出始めました。
これも残して伝えていきたい綺麗なもののひとつ。
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