脚が翼になったり根になったりすること
脚がそれ自体で生きて
いきもののようになにかを表現しだすこと。
脚だけでもお話ができるようになること。
そのために基礎練習はある。
練習は宇宙へ捧げること。
舞踊人として、人生のすべてを宇宙に捧げると宣言すること。
そんなことを教えてくれたのが
インド古典舞踊。
基礎を永遠にやらないと
曲は教えてもらえない。
血が出るまで練習して
やっと一曲教えてもらえる。
基礎は結局、捧げることができるようになるための練習。
練習ひとつひとつを捧げること。
それの練習。
その後は曲なんて習わなくたって、Danceは生まれてくる。
私にとって、バレエのバーレッスンはとてもいい練習。
Yogaのバンダの要素を取り入れると、またひとつひとつに動きの中身が深まる。
プライベートレッスンを始めて3年目になる女の子。
お世辞にも上手とは言えなかったダンス大好きな子は、
3年経ってお腹を動かしてバランスを取るダンサー身体に進化した。
嫌いだったバーレッスンを今は楽しんでいる。
一回一回のレッスンを大切にできるようになった。
レッスンを楽しむようになった。
それができるようになったら、どんどん伸びた、深まった。
ダンスをやっている子って、ヨギニだなーと思う。
心と身体を観察し続ける。
向き合い続ける。
それがすきな子が、ダンスを続けていく。
実は最近、またレッスンが楽しくなって来ている。
7歳の頃から同じレッスンをしているのだけれど
7歳と38歳では同じ動きをしても中身が違う。
なんだか身体が軽くなって来た。
知れば知るほど進化する。
やっぱり踊り子なんですね。
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