家族で生きること。


インドで夫が2度に渡る40度以上の高熱。脚は腫れ上がって腿に腫瘍ができている。
自分も傷口が腫れて、手に感染症の症状が出ている。
子どもは1歳9ヶ月。

発狂しかねないシュチュエーション。

下宿の若者達や近所のおばちゃん、おかみさんが、みんなで少しずつ交代で見てくれるので
しばらく寝込んでいた夫のお世話や食事の用意をしながら、インドの村で蓮の相手をする日々もさほどストレスなくできた気がする。

この地域に慣れてくると、誰の子が誰の子かわからないくらい
村の人達は共同で赤ちゃんを見合っていることに氣がつく。
独身の人も赤ちゃんに慣れているから上手に遊んでくれて安心。
多分本来は当たり前のことなのだろうな。
オーロヴィルには無い魅力を、インド人だけのこの村で体感している。これぞアジアの文化。
(5分歩いて橋を渡ればオールヴィルだけど、ここは別世界)


今は夫も少しずつ動けるようになって来て
「あー、私も最初の頃はインドに来るとこんなになってたなー」
と懐かしく昔を思い出す。ヒンヤリと冷たく鈍いエネルギーが沈んで燃え尽きていく現象。
土地にチューニングされていくバイブレーション。
虫刺されからの感染症という現象を使ってエネルギーが生まれ変わろうとしている。

結局、夫はめまいがひどくなり倒れてしまい、
熱が少し下がったところで私達はインド政府の無料でみてもらえる病院に。
虫刺されからの感染症との診断をもらい、私と夫は抗生物質を飲み塗り薬で傷口を治すことに。
蓮は感染が浅く、塗り薬だけで大丈夫ということになり一安心。

2度目の通院。
私はすっかり回復。
夫の腿の腫瘍は小さくなって来たものの、脚は紫色に腫れ上がり痛々しいまま。
医師の顔は深刻で、感染症の専門家に診てもらうことに。
感染症から死ぬ人もいるということで、実はちょっと心配だった。
そうか、死ぬかもしれないのか。
ひょっとしたら手術になるかもしれない。

血液検査を受け診断を待つ中、笑顔で楽しく蓮の相手をしながら実は緊張していた。

結果、血液に問題はなく、このひどく腫れ上がった脚もやがては癒えていくという。

医師の診断を聞いた瞬間、涙が溢れて
家族みんなでいられることにただ感謝が溢れた。

生きててくれてありがとう。
一緒にいてくれてありがとう。
いつも助けてくれてありがとう。

そしてその時初めて、自分が実はちょっと緊張していて張り詰めていたことを知った。
シュチュエーションの割にだいぶウキウキワクワク過ごしていたものだけど
私だって私なりに、ちょっぴり緊張してたりもするようだ。笑


夫が病気で外に出られない分、そして近所の人が子どもをみてくれる分
こんな状況の中で、なぜか元氣な男子の子育てにも読書をする余裕が生まれ
スワミ サッチダーナンダのヨガスートラの解説書を読み直していた。

インテグラルヨーガが街のコンセプトにあるオーロヴィルに来るにあたり選んで持ってきた一冊だ。

独身の頃読んでいた時とは全く違う感覚に感動。
恥ずかしながら、独身の頃は、「知識」としてしか、「情報」としてしか入ってこなかった。

ヒトはヒトに育てられてオトナになり
自ら選んで真理を学び、
今度は誰か別のヒトを育てることで、それを血肉としていくのだなーと。

イノチの美しさと偉大さを発見していくのだな、と。

動きは狭まるかもしれないけれど、子どもを産んでから得られるヨガの学びは本当に大きい。

アシュラムに滞在できないとか、時間的自由がないとか、本が読めないとか、瞑想の時間がとれないとか、アサナの邪魔をされるとか、
ストレスに感じようと思えば感じられることもあるけれど、そんなことよりもっと大切なこと。

学びを貪っていた若き自分の
なんとエゴイスティックであったことか。


ヨガがただのストレッチではない、体操ではないことにしみじみ感謝できるのは、
今まで出会って私を指導してくれたグル達と
この愛しい暴れん坊くんのおかげに他なりません。

ヨガを脈々と伝え続けてくれた
グルたちにありがとう。

小さなグルにも、パートナーとして一番近くにいてくれるグルにもありがとう。

もっと学びを深めたいな。
そして、次に繋げていきたいな。

これからは一人でなく
家族みんなで学ぶんだな。

きっと今までよりもゆっくりと。
それに適したリズムで。

それは制限では無く、新しいリズムとメロディを作るための仕組みみたいなもの。


どんなことも障害と捉えればそれは障害だけれど
喜びと捉えれば、大きな船になる。

夫は今回の熱が下がっていくときにすごい寝言を言っていて
毎晩、幼少期のトラウマが出て来てはスゥーっと昇華されていくのをみていたという。

不思議なことに、そんな夜は蓮も寝言を言っていて
二人はくっついて眠っていた。(いつもはママにつきっきりなのに)

夫の顔がすっきりと凛々しくなり
発言が頼もしくなって来たのは今回の発熱のおかげかな。

今回の旅は(実は予想通りだけど)夫の浄化と進化の波が激しい。

だからとにかく、愛おしい家族達。
こんなにかわいさ満天で一緒にいてくれてありがとう。

家族が一番の学校で、一番の先生です。


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Breathing Art.

B r e a t h I n g A r t . * s I n c e 2 0 1 0 *

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