7歳までは人生の土台を作っている

哲学コースでもチャクラの部分でお伝えしました。

7歳まではムラダラチャクラ、人生の土台を作ってきている。


どんな風に宇宙と調和していくのか、

どんな感覚で生きていくのか、

どんな風に起きてどんな風に食べ物と向き合い

どんな風に一日を過ごして、どんな風に眠るのか。

どんな風に愛を伝えて、どんな風に愛とともにあるか。


いまの暮らしのリズム、スタイルがそのまんま子供の土台となって

これからの人生、その土台の上で、感じ、思考し、表現していく。


こんなこと理屈ではわかっていたけれど、

子どもが生まれてから、魂からそれを理解し始めている。

その知恵が溢れ出て、私を奥底から動かし、あるようにさせる。


私自身が今、3歳までの体験、7歳までの体験をベースとして

ものを感じて思考し、表現していること、

生活という表現のベースを淡々と積み上げていることを

骨の髄から感じている。


この点は本当に母に感謝。

母は早起きが苦手だったにも関わらず、

私のために、私が一歳の時から朝6時のラジオ体操に連れ出してくれていたらしい。

その経験は私の骨の髄に染み渡っていて、

早起きして朝一番に身体と向き合うということが

子供の頃から今まで私の日課となっている。

やらないとなんか物足りないし、気持ちが悪い。


私が「あの幼稚園に行きたい!」とバスを指差して言ったからというのが理由らしいが

モンテッソーリの幼稚園に入れてくれて、母自身も幼児教育について学び

社宅の空き地に砂場を作ってくれたり、絵の美しい絵本をたくさん読んでくれたり

おもちゃは買わずに手作りしてくれていたり

洋服やおやつも丁寧に手作りしてくれていたり、

お金をやりくりして、自分の時間をすべて子どもに捧げ、

そして何よりそれを誰よりも楽しんで

私の心の安定と成長にとって最高最善の環境を整えてくれていた母のおかげで

いまの私があるのだと思う。


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子どもの立場からいうと7歳までの時間は、まっさらな自分で

「どう生きるか」を見て感じている時間。


これって結局、親が

「私はどう生きるか」を子どもに見せていく時間であるということ。


惰性で生きやすいひとはまず、自分がそう意図していなくても

「どう生きるか」を見せていて、自分が彼、彼女のガイドになっている、

ということにまず気づく必要があるのかもしれない。


今こそ、惰性ではなく、

本当に自分の魂が望む暮らしを立ち上げて現実化していく時間


もちろん背伸びをして、やりすぎて、自分や周りを傷つけたり振り回したりすることではなく

心地よさが循環する自分らしいライフスタイルを確立する時。

子どもっていう最強の応援団がいるからこそ、

自分の心地よい立て直しを図れる時期。


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とにかく、この7歳までの時期って本当に大切。

私はほんの15年ほどの間だけれども

ダンスを教えるという仕事を通して、子どもたちが成長して成人していくまでを見てきた。


だから今、私は生活スタイル、仕事、すべて子供に捧げている。

私のために私にとって最高であろう暮らしを子どもにシェアすること。


たまにだらけたり、ぽけーっとすることはもちろんあるけれど

「ベース」ってのはこういうものだよっていうことが伝わるように

ライフスタイル、仕事のペースを構築している。


これは独身の頃からずっと考えていたことで、

「子どもが生まれたら、子供にとって一番いいようにできるように

それまでに働き方や生活スタイルを自由自在にアレンジできるように準備しておこう」

とずーっとそこに照準を合わせて生きてきた。



私たち両親が太陽とともに起き、眠る、

季節のものを食べる、「宇宙と調和した生活」をしていること。

もしくはそれを目指そうとしていること。


「心や肉体の調和を図る」ということを大切なこととして在る、

もしくはそれを目指そうとしていること。


なるべく一つのところに根ざし、根っこを張っていること。

短期間でたくさんの場所に移動しすぎたりしないこと。


ご近所の人と安心のある関わりを持っていくこと。

通り過ぎる人に「こんにちは」と言える暮らしをすること。


なるべく一つのことと長く向き合うという姿勢を見せてあげること。

習い事などを取っ替え引っ替えさせないこと。


人間として尊敬できる人と触れ合える時間を作ること。


今はとにかくこう言ったことの中にいさせてあげることが

これから自分で選択してたくさんの経験をしたり

世界中を飛び回ったり、なんでもできるようになって

好きなことを思いっきりやって生きていけるようになるために

必要な時間なのだと感じている。


おそらく我が家というのは、ここ30年の日本の社会の中では

一風変わった生活スタイルというか、経済状況だったり、仕事だったり

夫婦関係だったりするのかもしれないけれど

その力の抜けた感じ、淡々とした感じ、

エキサイティングな感じ、リズムのある感じ

色鮮やかな感じ、働くことを楽しむエネルギー

愛に溢れた感じ、全てが愛から動いている感じ


この独特なこの家の雰囲気を存分に感じて味わって、

この先、彼には自由に生きていってほしいと思う。


いつか必ずおわってしまう、家族3人の時間。

私と息子の関係。

私と夫の関係。

私と夫と息子の関係。

息子の純粋な純粋な魂。エネルギー。美しくまっすぐな心。


一瞬一瞬そのバランスが変わる

私たちの生々しい関係性。


どうかどうか、私がこの一瞬一瞬の美しさを忘れずに

今を大切に味わい、愛おしむことができますように。


世界中のお母さんがそうあれますように。


家族を愛おしみ、育むお母さんの愛。

それを見守るお父さんの愛。

そこから全ての政治や革命は生まれている。


私たちが愛の革命のお母さんであれますように。

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