私がずっと探していたもの 〜クンダリーニの体験のこと〜



満月の日の卵巣呼吸法。
Ovarian breath women alkemy 
ナディアというシャーマンチックな素敵な女性による
女性のためのプラナヤマとヨガのクラス。

オーロヴィルに暮らす30名近い女性達と共にワークを行なった。
私にとっては2回目の集中ワークショップ。

この時間を機に、女性には女性のためのヨガが必要であると確信した。

それぞれの自己紹介(生理周期と参加の目的)と理論のあと、計、3時間に渡るワークは始まった。


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1時間半のワークを終え、最後のワークの時だった。
前半のワークだけで氣を失ってしまった人もいたし、脚が硬直している人もいた。

後半はチャクラひとつひとつに勢いよくエネルギーを送り、
ナーディを通していくワークだった。
もちろん、子宮と卵巣の呼吸を使いながら。


少しずつ、白いエネルギーのラインが太くなっていく。
光のパイプは強くなる。
全身を流れるエネルギーの振動と、松果体の心地よさに、感情の無い涙が溢れる。

ここまではいつものヨガや瞑想の時と一緒だった。

座って、ムラダラチャクラからエネルギーを吸い上げるワークの途中、
自然と私は立ち上がり、そのワークを続けていた。
足の裏からも吸い上げたかったからだった。

卵巣呼吸と、大地との呼吸が繋がって、新しい動きが勝手に生まれる。
腰や胸が足の裏からの振動を受け取り、不思議な動きをし
その動きはもっと大きなエネルギーを生む。

そうやって、白いエネルギーのパイプは噴水のように勢いを増し、広がっていった。

地球の中心から、自分自身の根っこにエネルギーを吸い上げてサハスララから吐き続ける。
ただひたすらそれを続ける。

大地と空のパイプになる。

母なる大地の娘、父なる空の娘として
その真ん中にただ存在する。

ぴったりと地面に吸い付いた足はいつもと少し体重のかかり方が違っていて、
右足の親指が地面にもぐりこむようだった。

膝の向きも子どもの頃と同じ立ち方をしていることに氣がついた。

足の裏から股の間にエネルギーが吸い上がり、
私の肉体を突き抜けていくのは喜びでしかなかった。

吐く息が雄叫びになり、吸う息は見えなくなり、
吸い上げはエスカレートし、この偉大なる地球を賞賛する涙が溢れた。

大きなオレンジ色の空の下、夕日を滝のように浴びているような感覚だった。

偉大なる地球よ、私を受け入れ、ここまで育んでくれた地球よ。

今こうして、ここでやっと会うことができた。

本当に出会うことができた。

あなたはずっと、ここまで大きな大きな美しいエネルギーを私に送り続けてくれていた。

ただ私の身体の準備が整っていなかった。

だけれども、今日、ようやく私はあなたに会った。
この日をどれだけの想いで待っていたことか。

準備は整ったのだ。

その歓喜は凄まじいものだった。

洪水のようなエネルギーは頭の上から黄金の雨になって降り注いだ。
子宮から溢れるエネルギーは海のように広がった。

そしてとうとう天から注ぐエネルギーと大地からのエネルギーは
私のハートの真ん中で出会った。

偉大なる地球と
今、やっと出会ったのだ。
この乳房の中奥で。

白い光の柱の真ん中で、天と地が繋がった。
とうとう繋がったのだ。

天から注ぐエネルギーは黄金色の雨のようになり、ますますその量を増した。

喜びの雄叫びをあげ歓喜の涙を流しながら、
冷静な自分はその様子を観察し続けている。

ゾロゾロゾロと大地からのエネルギーは私の肉体を登り続け、
お腹のところで大きな痙攣を起こした。

スローモーションのようだった。

ブルブルブルっと、大きな魚がカラダの中で跳ねるように上がってくる。

突然のことに驚きながらも、ただただ肉体は喜んでいて、そして冷静に観察している自分がいる。

少し間があって横隔膜のあたりを大きな魚がつき登って行く。

ビチビチビチと肉体が大きな痙攣を起こす。

ここまでくると冷静な私も何が起こったのかがわかり、静かに喜びはじめる。

最後にアナハタで大きな痙攣が起こった後、
白い魚は私の脳の奥に隠れるようにしてするりと入り込み
そこから天に跳んでいき、私の身体はしんと静かになる。



雪原のようにしんしんと静かだ。

黄金の光の雨も白い光の眩しさにその姿を消す。

ただただ、完全なる繋がりが、ギフトとしての肉体が、
エネルギーのチャンネルがそこにある。

「これが私が今まで求めて探していたものだ。」

冷静な私のマインドはそう言った。

ヨガに出会ってから、いや、ダンスという身体の神秘の世界にのめり込んでから、
ひょっとしたら産まれてきてから、

ずっと知りたかった「世界の秘密」「いのちの秘密」だと呼んできたものだ。

絶対にあると直感してだけれども正体がわからずに探し続けていたものだ。

今まさに自分はそのただ中にあるのだ。

これ以上に望むことがあるだろうか。

もう、何もいらない。全ては完全にここにあるのだ。

この肉体は望んでいたところに行き着いたのだ。

それはあまりに突然で、予想もしていなかった。

けれど今、現実に起こったのだ。

あまりに完全な世界だった。

永遠の肉体を手に入れたかのようだった。

ナディアは完全に見守ってくれていた。
そして私がそれを味わい尽くして、完全な変容を遂げた後に、
ゆっくりとワークの終わりを告げた。



目を開けると、そこはあまりに普通の現実だった。
今までと何も変わらない世界。

そして何も変わらない私自身。

そこで初めて知った。

この変容が起こったからといってそれが永遠に続くわけではない。

私自身がスーパーサイヤ人になるわけではないし、何か現実が変わるわけでもない。

それは少しは変わっているのだろうけれど、だからといって
もう修練と調整をやめていいわけでは無い。


これからどうなるかは、これからどうするかなのだ。


冷静に冷静に分析する自分がいる。

ただただ、求めるバランスをバランスしていくしかないのだ。


ふうーと、現実の世界を歩き、自転車で帰る。
空を飛ぶことだってできない。笑

夫に1番に伝えたかった。

ずっと求めていたものに今日出会えたよ。
ありがとう。あなたのおかげだよ。
ママになったら遠のくとおもっていた。
しばらくおあずけだと思っていた。
しかし関係なかった。
正しい練習は裏切らない。
毎朝のプラナヤマの練習は無駄ではなかった。
全部、協力してくれたあなたのおかげだよ。
そしておりこうさんにしていてくれた、あなたのおかげだよ。


2人にハグとキスをして素敵な夜を過ごした。

こんな素敵な満月の日はなかなかない。

そして、これからも私はきっと
普通の毎日を普通に生きる。

淡々と一生懸命に。


この記録が、だれかを内なる探求へと導く手紙になりますように。


私のいのちが、この世界を明るく照らしますように。

この世界が私のいのちを明るく照らしますように。

そしてあなたのいのちが、この世界を明るく照らしますように。
この世界が、あなたのいのちを明るく照らしますように。




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